美味しい珈琲の淹れ方 -ペーパードリップの巻-

そろそろお休みに入られている方も多いのではないでしょうか?
お休み期間は、は親戚や友人など、大切な人たちと集まる機会も多くなりますよね。
そんなときに、自分で淹れた、できたての珈琲で場を囲めたら、さらに素敵な時間を過ごせそう!

他にも、普段の珈琲は、会社などで用意されていたり、外で買ったりしていると、
お休み期間中、珈琲を用意するために外出するのが億劫なときもありますよね。

珈琲を自分で淹れるのは難しそう・・・と思う方もいるかと思いますが、
ちょっとしたコツさえ掴んでしまえば、
いつでも、どこでも、だれとでも、ホカホカの珈琲を楽しめます!

今日はそんな素敵なひとときのために、
シロネルのペーパードリップでの淹れ方をご紹介します!

準備するもの

・珈琲豆:20g
・お湯
・サーバー
・ドリッパー
・スケール
・ケトル

1人分の分量で作ってみます。

作り方

1. 豆を計り、挽きます

今回は20gで淹れていきます。
粉の状態で買ったときは、そのまま重さだけ計りましょう。
豆の状態でも、粉の状態でも同じく20gで。

▶︎今回は豆を挽くところから。ぴったり20gになった!
▶︎挽き目はこんなかんじ。

2. ドリッパーにペーパーフィルターをセット。

今回はドリッパーがkono式なので、フィルターもkonoのフィルターを使います。
みなさんそれぞれお持ちドリッパーに合わせたフィルターを使ってください。

▶︎まず耳の部分を折って
▶︎頂点部分を少し反対側に折る
▶︎裏から見るとこんなかんじ
▶︎こうすることでドリッパー上でしっかりと安定して開きます

3. 挽いた豆をドリッパーにいれ、粉を平らにならす

容器からフィルターに移したあと、
ドリッパーを縦にトントン、横にゆさゆさするといいかんじに平らになります。

▶︎容器から移して
▶︎トントンするとこんな平らに

4. サーバーにお湯を注ぎ入れて温め、そのお湯を珈琲カップに移す

サーバーも温めておくことで、珈琲を抽出したときも温度が下がらず、美味しくいただけます。
温めに使ったお湯は、そのまま使う珈琲カップに移して、珈琲カップも温めておきます。
▶︎ほんの少しの、その一手間が美味しい珈琲の秘訣
▶︎そのままカップに移してこちらもあたため

5. お湯を沸かし、ケトルにお湯を入れる

目安は90℃。
沸騰させてから、ケトルに移すといい塩梅に。
温度計ある人は計るとよりよいです。

6. 豆の倍量のお湯を真ん中から全体に注ぎ、そのあと蒸らす

今回は20gの豆なので 約40gのお湯を注ぎます。
注ぎ終わったら30秒くらい蒸らすと、珈琲がもこもこしてきます。
全体にまわしかけるときは、フィルターにお湯がかからないように注意!
▶︎スケールにサーバーをセット。メモリを0に戻しておく。
▶︎そのままドリッパーを乗せる。その時の重さはこんなかんじ。
▶︎真ん中から少しずつ
▶︎全体にまわしかけて…
▶︎30秒くらい待つ。蒸らし効果で、もこもこに!

7. もこもこが収まったら細く真ん中にお湯を落とし、「の」の字を描くように少しづつ円を大きくしていく

もこもこが崩れないように注ぎいれましょう。
中心から500円玉くらいの大きさを目安に「の」の字をかきます。
このときもお湯がフィルターに直接かからないように注意しながら!

たまにドリッパーをあげて、抽出量を確認します。

▶︎真ん中から…
▶︎「の」の字っぽく、くるくると。
▶︎時々ドリッパーを持ち上げて、重さを確認。

8. 目標量に達したらドリッパー内にお湯が残っていてもサーバーから外す

最後まで抽出すると、雑味が出てしまったりするので、
目標の量に達したら、外しちゃいます。
目安は豆の量の15倍。今回は豆が20gなので、250gが目安です。

▶︎このくらいお湯がドリッパーに残ってても、規定量になったらドリッパーを外します
▶︎近くにカップの用意を。今回は豆を入れてた容器を使いました

9. サーバー内のコーヒーを混ぜて、カップに注ぐ

ワインを飲む前にグラスをくるくるするように、
サーバーを少しくるくるしたり、マドラーなどでくるくる混ぜると、
珈琲の成分がちょうどよく混ざり合います。
注ぐ前に、カップから温め用のお湯は捨てておきましょう。

▶︎できたてをみんなでどうぞ!

さいごに

基本の淹れ方ができるようになったら、
自分でお湯の量や温度を調整して、好みの味を見つけてみるのも楽しみの一つ。
今回は道具をきちんと揃えてやりましたが、
スケールは料理用のスケールでもやれますし、
ドリッパーさえあれば、マグカップに乗せてすぐにでも淹れ始められます!

珈琲を淹れていると、
自然とみんなが集まってきて、いつもより会話弾むような気が。
ぜひ、このお休みはペーパードリップに挑戦して、
大切な人たちとの時間を、さらに楽しんでくださいね。